美命の会所

ちょっと異色(?)の2人の茶人をご紹介!

10月15日、美命の会所にて
2つの流派を一度に体験できる「茶の湯講座」を行いますが、
その2つの流派は、
流派は武者小路千家と、大和流。
なぜこの2つの流派なのか?

その答えは。。。

「それぞれの先生が魅力的だったから」
のほかにありません。

武者小路千家流茶道家元直門 相伝教授の有吉守聖先生の
プロフィールがユニーク。そして、すごいんです。
ariyoshi

先生はなんと、旧肥後細川藩家老の有吉男爵家22代当主であり、
前職は陸上自衛隊の将軍! 
お茶をはじめたのは、定年退職した55歳。
にもかかわらず、
あっという間に家元直門 相伝教授にまでなられたのは、
細川藩の茶室(1棟に10部屋くらいあったそう)を住居とし、
母親は裏千家師範という環境が大きく影響されていたのでは、、
と思います。

ちなみに「母親と違う流派がよかった」という理由で
武者小路千家に入門されたのだとか。

大和流教授の水野宗礼さんは名古屋在住の、実は私の友人です。
mizuno

「大和流」と聞いて、
お茶の流派だとわかる人はほとんどいないと思います。
私もまったく知りませんでした。

なぜ大和流? なぜわざわざ名古屋から東京の家元のお稽古に? 
という質問に、

「なぜ袱紗はこうさばくのか、なぜ茶巾はこのたたみ方なのか・・
これまで誰に聞いても『そういうものだから』
としか言ってもらえなかった私の質問のひとつひとつに、
家元はこたえてくださり、
神事に繋がるその深い精神性と教えに涙が止まらなくなったの・・」
と水野さん。

どうしても大和流を学びたいと、家元 須永宗静氏に師事し、現在は、
経営者として仕事をする傍ら、大和流の教えを広めるとともに、
小笠原流礼法 水野菱澪としても、様々な企業、個人に向けて、
美しい話し方、所作などを、【OSAHO】として伝承しています。

私はこのお二人の先生にとても魅力を感じ、
この会の講師をお願いしたのです。

お二人に茶の湯を学べる、またとない機会。
お見逃しなく!!

◆茶の湯-2つの流派を同時に体験-◆
日本人ならば一度は体験しておきたい茶の湯。
盃(日本酒)と八寸(海のもの、山のもの)をいただいたあとに
お菓子を食べ、お茶をいただく。実際にお茶を点ててみる・・・。

堅苦しくなく、足のしびれないお茶会形式の茶の湯講座です。

2流派ご参加いただく方には、間にランチタイムをとっていただきます。
※おすすめの美味しいお店をご案内します!

日時:10月15日(土)
武者小路千家/10:30~12:00
大和流   /13:30~15:00
会費:1流派 8,000円/2流派お申込の場合は14,000円

教え人:
武者小路千家茶道/家元直門相伝教授 有吉守聖
大和流/教授 水野宋礼

お申込は会所のお問い合わせフォーム、
または info@mikotonokaisho.jp、
もしくは佐々木まで直接どうぞ!