美命の会所

黄金色の秋田からマルメロとアケビを連れて来た!

4連休、秋田に行ってきました(夫婦してPCR検査済ませて)。
お盆に帰省できず、今回やっと・・・。
黄金色の田んぼと広い空。
観光名勝でもなんでもない、毎日通る県道や農道から見る
こんな景色がいまはたまらなく好き、そして愛おしい。

わが町の名酒・天の戸の仕込み水に使う湧き水を汲みに行きがてら、
父と農道ドライブ。

父が突然「停めて」と。
何かと思ったら、道端に実っている「マルメロ」を狩りはじめ、
「香りがいいからしばらく入れておけ」と車の中に。

マルメロ? カリメロなら知ってるけどマルメロって? 

調べたら、ママレードの語源になっている果物で、
カリンと呼ぶ地域もあるそうですが、カリンとは違うそう。

今日、秋田から持ち帰ったマルメロと、
アケビの蔓(これも道端に自生していたもの)を会所に飾ってみました。
アケビは、先日金継ぎした鉢に。



我流に加え、こんな遠いところまで連れてきてしまったのだから、
枯れ葉以外はすべてそのままにといけたので、
いけ花の心得がある人からみたらきっと
気になるところ満載だと思いますが、生きていると思うと、
1枚の葉っぱもバッサリできない私・・・。

それにしても。

今こうして、パソコンの前にいる私の視界には、
高速道路を往来する車。

昨日までとはまったく違う景色。

東京と秋田、どちらにも守るべき家族がいて、
大切な人たちがいて、私はいまどこで生きているんだろう? 

と、ここ最近の帰省直後はいつも、自分の居場所の焦点がぼやけ、
それを合わせようとしている自分がいます。

とくにいまこの時、ちょっとセンチメンタルになっているのは、
どんより曇り空と、「イマジン」が流れているせいだと思いますが・・・(笑)。

さて、仕事仕事!!