美命の会所

まずは30年目指します


美命の扇子を作って頂いた
京都の扇子メーカー・白竹堂さんは今年、創業300年を迎え、
先日、300周年記念祭にお招きいただきました。

参列者は数百人にものぼり、
女優、ミュージシャン、落語家、ファッションデザイナー・・・
誰もが知っている著名な方たちもずらり! 

芸人さんによる司会、芸妓さん舞妓さんの祝いの舞、
落語家さんによる扇子の芸や
参列されたミュージシャンのプチライブといったプログラムも含め、
300年の凄さ素晴らしさ、そして、
伝統と革新の両輪で未来を見据えている10代目の
山岡社長の思いを目の当たりにしてきました。

歴史や時代が変化しても歩みを止めず、
時代を味方につけながら商品を作り提供し続ける・・・。
すごいことです、本当に。

美命は300年・・なんてとんでもなく、
1年先3年先でも危ういのですから、
自分がいなくなっても続くなどとは夢にも思っていません。

でも、美命の器が代々受け継がれ、50年後100年後に、
どこかの誰かの家の食卓で使われていたらいいなあ、
という妄想はしています(笑)。
あと、30周年記念祭は目指してみようかなあとも(笑)。

私が持つ扇子で顔が隠れてしまっている女性とその横の女性が、
美命の扇子を作ってくださったそう。

あまりに若い女性たちでびっくりしましたが、
お会いできてとても嬉しかったです。

PS
舞妓さんがつける帯留は「ぽっちり」と言うのだそう。
とても高価なもので、代々受け継がれていくものだそう。
芸妓さんになったら、帯留はしないのだとか。
お酌に回ってくださった舞妓さんや芸妓さんとお話しするのも
楽しかったです。