美命の会所

会所できき稽古「浴衣で日舞」レポート

会所できき稽古・・・日本舞踊
〜浴衣で日舞 この夏こそ身につけたい 着付けと美しい所作〜
6月8日(水)10:00〜
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先生の舞い(花柳流で最初に習う「京の四季」)の鑑賞からはじまった
「会所できき稽古 日本舞踊〜浴衣で日舞」。
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脱いでは着付けて、を数回繰り返したら、
みなさん上手に浴衣を着こなせていました。
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座り方、立ち方、歩き方、おじぎの仕方など、
普段使わない筋肉をぷるぷるさせながら所作を習い、
美しい所作と筋肉の関係を体感。
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美しい柄の扇子のさばき方、
先生が舞ってくださった「京の四季」を習いみんなで舞う。
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「知らないこと知るのって楽しい」
「まさか日舞を経験できるなんて」
と、2時間があっという間に過ぎました。
その後は先生を囲んでのティータイム。
先生がセレクトしてくださった和菓子は、
俵屋吉冨の「鴨川あゆ」と、昇月堂さんの「一枚流し」。
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今回の講師・花柳鞠紫月(はなやぎまりしづき)さんは、
日舞を始めたのは20歳を過ぎてからだとか。
そのきっかけや、気軽に日舞を楽しんでもらえるような活動をしていきたい、
と語る先生の思いや情熱に触れることができ、
こういう語らいの時間もまた楽しく、大切にしていきたいことです。
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日舞と略して言われている日本舞踊は、
700年以上の歴史を持つ日本の伝統芸能であり日本独自の踊りなのに、
おそらく、多くの日本人は体験どころか、見たことさえもないのでは。
これは本当に残念なことだと、今回あらためて思いました。

ここでちょっとかじっただけで、
日舞を語ることなんてもちろんできませんが、
それでも、扇子はさまざまなものや形を意味し、
風景や感情の描写を舞いで表現している、
ということを知っただけでも、
これから日舞を観る機会があったときの見方は違うでしょうし、
実際に舞ってみて、
いわゆるダンスといわれているものとはまったく違うものであることを
体で実感できただけでも、とてもいい経験となりました。

それにしても、先生の舞いも所作も本当に美しかったです!!

「浴衣で日舞」は
7月6日(水)10:00~12:00 
7月13日(水)17:00~19:00 
7月15日(金)17:00~19:00 
も開催します。
13日と15日は、靖国神社のみたままつりにそのまま浴衣で繰り出します。
お申し込みご希望の方、
お問い合わせフォーム、または
こちら↓からお願いいたします。
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