会所で利き稽古・・・テーブルコーディネート
〜和食器を活かす技 器に映える盛り付けのコツ
和モダンなテーブルのつくり方〜
2016年6月18日 11時〜
七夕をテーマに6月のテーブルをコーディネートしていただいている
西巻顕子さんのテーブルコーディネート講座のレポートです。
まずは「和食器とは」という座学から。
手で持ち口をつけるもの、
季節を表現するもの、
願いや祈りを込めた文様が描かれたも、
素材も形も多種多様、
和食器の原型が確立されたのは室町時代・・・・
和食器を語るキーワードは意外やとてもたくさんあり、
和食器を紐解くと日本の歴史と文化がわかるということに
あらためて気付くことができた講義でした。
その後は、美命の尺皿をポジションプレートにして、
西巻さんのガラスの器と組み合わせながら
コーディネートのデモンストレーションを。
さらに、
菊乃井のお弁当を、まずは先生が器に盛り付け、
その後ご参加いただいた方それぞれ好きなように盛り付け。
同じ食材でも、盛り付け方は人それぞれ。
できあいのお弁当でもお惣菜でも、
こうしていくつかの器に盛りつければ、
立派なおもてなし料理になる!
ここまでできたらもはや手抜きではない!
ということを実感したワークショップでもありました。
自分たちで盛り付けた器で先生を囲んでランチタイム。
美命から日本酒をサービスさせていただき、
おいしくて楽しい、ちょっとほろ酔いの昼下がりを過ごしました。
「材料は一緒でも仕上がりはみんな違う、
お花のお稽古みたいで楽しい!」
「料理は器が大事だってあらためて思いました」
「美命の尺皿で食べられるなんて普通はできないからうれしかった」
参加いただいた方たちからは
こんなうれしい感想をいただきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
西巻先生のテーブルが見られるのは今月いっぱい。
大人が集う七夕の夜をイメージしたかっこいいテーブルです。
ぜひ見にいらしてください。