美命の会所

銀座三越12階「すし割烹 松ふじ」にお嫁入りしました!

「ホテルやレストランで美命の器を扱ってもらえたらいいね」

美命を立ち上げたときからたくさんの方に、そう言われて続けてきました。
もちろん私もそれを願っていましたが、
食洗機NG、割れや欠けの可能性が高い・・・など、
美命の器は業務用には適さないということは重々承知していました。
だから、「それでもこの器を使いたい」と言っていただける方との
奇跡の出会いがない限り叶わぬ願い、
その出会いを待つしかないとずっと思ってきました。

なんと! その奇跡に出会ってしまいました!

「この器を店のサプライズにしたい」
そう言ってくださったのは、
創業明治22年、老舗の寿司店 築地寿司清(すしせい)の4代目、近藤社長でした。

「お客さまに最初にお出しするお茶をこのカップで出したい」
「こんな器で寿司を出す店は他にない。だからうちがやるんだ」
その言葉に私は震えるほど感動しました。
昨年末のことでした。

そして、2月15日、
築地寿司清の31店舗目として銀座三越12階にオープンした、
「すし割烹 松ふじ」に、
松、菊、百合柄の高台カップと、
松、牡丹柄の長角皿たちがお嫁入りを果たしました。

天然木の香り漂う真新しいカウンターごしの棚に、
高台カップがズラ〜り! その下には、美命の長角皿が!

席に着くと、近藤社長がおっしゃっていたように、
美命の器でまずはお茶が出され、

カウンターには長角皿が置かれました。

そこに、ていねいに握られたお寿司がひとつずつ・・・。



夢を見ているようでした。
有難くて嬉しくて、泣きそうでした。

実はずっとお伝えしたくてうずうずしていましたが、
やっとこうして発表(自慢?笑)することができました。

みなさま、銀座に行かれた際は、
三越の12階「松ふじ」さんにぜひぜひ行ってみてください。
お寿司を食べてみてください。

そして、回し者と思われない程度に、
「素敵な器!」と言っていただけたらうれしいです(笑)。