6月30日は夏越の祓え、または、夏越大祓といい、
12月31日の晦日は、大祓といいます。

まもなく、1年が半分過ぎようとしています。
昔の人は、この半年間で自分についた
穢れや汚れや厄を落とす、というこの節目の儀式を大切にしてきました。
半年なんとか無事に過ごせたことへの感謝と、
残りの半年も無事に過ごせますようにという祈りを込めて。
冷蔵庫もクーラーもない時代に生きていた
昔の人たちのその祈りは、切実だったと思います。
精神的にも肉体的にも清いことに価値を置いていた古の日本人。
日本の行事や儀式の根底には、
身をと心を清めて神霊に祈る、感謝する、神霊を迎える・・・が、
宿っているのです。
だから、日本の神社は清々しいのです。
日本は美しい!
精神的にも肉体的にも、清いことに価値を置いていた古の日本人。