料理で綴る美しい命の暦〜処暑

今日8月23日は二十四節気の「処暑」。
暑さが和らぎはじめる日、ですが・・・
今日はその逆、強まってますね(笑)。
それでも、日は短くなり、
朝夕の空気や日差しの香りに、秋の気配を感じることも。

それにしても、最近の日本の夏は、二十四節気の季節感とのズレが否めません。

二十四節気は、中国の黄河地方が発祥で、
緯度の差はなくても温度の差があるがゆえのズレ、
とも言えますが、それより、
地球の温暖化の加速が大きなズレにつながっているように思うのですが・・・。

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さて、処暑の料理は、目にも涼しい、翡翠なす! としました。
青と銀の器に翡翠が浮かんでいるような、
美しく涼やかな一品に仕上がりました。
それにしても、青い皮のなすを「翡翠なす」と名付けた人の感性とセンスは秀逸! 
日本てすばらしいなあと思うことのひとつです。

ところで、残暑見舞いは処暑が終わる9月6日までに出すのがマナーのようです。

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