2019中国・景徳鎮レポート 1

江西省の景徳鎮で、
やきものの王さまと崇められている方にお会いしてきました。
その方は、中国で唯一、政府が認定した窯元「御窯元華堂」の主・シャンさん。

シャンさんは、宋、元、明、清・・・古代中国の時代ごとのやきものを
忠実に再現できる技術を持っていて、
中国政府の公式な会議の会場に必ず飾られるのが
「御窯元華堂」のものだそう。

オフィスも工房も桁違いのスケールで、
2日続けて、豪華なランチとディナーをご馳走になりました。

ご案内くださった方は、政府関係者であり、
景徳鎮の歴史研究家として著書も多数発行されている「お偉いさん」。
私たちの訪問に合わせて、お偉いさん含む10名のグループができていて、
2泊3日の景徳鎮滞在は、連日このグループで行動&食事をしていました。
景徳鎮のキーとなる窯元やショップを案内していただき、
しかも、食事は全てご馳走に。
この、身に余る歓待をなぜ私が受けてたのか、今もって理解できていません・笑。

誰に紹介してもらうか、誰と行動するかで、誰に出会えるか、
どんな待遇を受けるかが決まる・・・。ということは理解していても、
中国のスケールは想像以上でした。

以下シャンさんの工房の画像です。

優れた技術だけでなく、
国の文化と歴史を守るという使命を持って人材を育成し、
景徳鎮の窯産業に多大な貢献をし続けているシャンさんとシャンさんが作るやきものを、
日本に紹介できたらいいな、という小さな野望を持って帰ってきました。

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