「菊に祈り栗を食す」

涼しいって嬉しい! 

台風ですが、その嬉しさのほうが優っている今日です・笑。

明日9月9日は、「菊に祈り栗を食す」重陽の節供。

別名、菊の節供、または栗の節供とも(秋の収穫の時期でもあるから)。

旧暦では10月、秋の終わり(今年は23日)。

不老長寿の伝説にちなんで菊、漢方薬に使われれているから菊・・・ということで、

菊にあやかり、菊酒を飲んで、季節の変わり目に厄を落とし、

冬に向けての体づくりをするのがこの節供。

これからの菊の季節、ずっと楽しみたい節供です。

ところで、最近仕入れたネタをひとつ。

「6日の菖蒲、10日の菊」とは、

時機を逃し手遅れ、という意味のたとえ。

未婚の女性に使われやすい言葉ですが、そんな時は、

「これから残菊(のこりぎく)の宴が続くのですよ」

と言い返せばよいとか。

「残菊」には、長い期間愛でることができるめでたい、という意味があるから。

菊の節供にまつわる言葉遊び、

嫌味にならないように気をつけつつ使ってみいたい・笑。

菊づくしのテーブル。

牡丹の香立てを栗に見立てましたが・・やや無理がある?笑

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