今日11月28日は、旧暦では12月26日。霜がおりる時期だから
11月の和名は「霜月」。どうりで寒いはずです。
日本の暦や行事は、旧暦で考えるといろいろなことが、
違和感なくすんなり理解できます。
5月から隔月で行ってきた歳時記講座のおかげで、
旧暦をより意識するようになったのは大きな収穫のひとつです。
旧暦や暦のことを知るために、私が活用しているサイトはこちら。
http://koyomi8.com/
とてもすばらしいサイトですよ。
さて、今年最後の展示会が、11月30日(水)からいよいよ
伊勢丹新宿店にてはじまります。
会場はいつもの5階のリビングフロア、
上りのエスカレーターのほぼ正面、
伊勢丹内では「プロモーション」と言われているところです。
こちら↓
7年前、初めて伊勢丹に出展したとき、
その「プロモーション」では、
川添日記さんという漆作家さんが、その場所すべてを使って展示されていました。
私は、向かいの小さなブースでその様子をながめながら、
いつか美命も日記さんと同じあの場所でできたらなあ、
そんな日は果たしてくるんだろうか?
と思っていたのをいまでも鮮明に覚えています。
あの時「いつか」と思っていた場所が今回の会場です。
なんだかとても感慨深いです。
とはいえ、全面ではなく半分のスペースですし、
リモデル後、私としては内装の色があまり気に入っていないので、
やや複雑な気持ちもちょっとあります(笑)。
今回の展示会のタイトルは「翔ぶ器展」。
来年は鳥が幸運を運んでくれる年! だそうですから、
鳥を、鳳凰を翔ばします!(笑)
鳳凰、そして鶴の器をいくつかつくりました。
新しい形の器や、今年初挑戦した漆の器も少しだけ出展します。
会所に常設している書家であり陶芸家の吉見蛍石さんの器も同時に出展します。
さらに、
美命の会所で毎月行っている「歳時記いけばな」の講師・松尾柳竹さんにも
草木で鳳凰を翔ばしていただこうと思っています。
11月30日(水)から12月6日(火)まで、
私は毎日終日会場におります。もし見当たらなくても
必ず近くにいますので、スタッフに呼び出しを依頼ください。
翔んで参ります。
今年最後の展示会です。新年を迎える新しい縁起ものの器を見に、
ぜひいらしてください。
お会いできるのを楽しみにしています。