木々の緑が日増しに濃くなっていく、
ついこの前まで小さな新芽だったあじさいの葉っぱが
もうこんなに大きくなっている・・・。
愛犬と散歩する公園、道端や軒下の草木を見ながら
その生命力や季節の移ろいを毎日全身で感じています。
植物の命、そこに生息する生き物の命、
そして私たち人間の命・・・。
同じ地球にみんな生きている!
季節を、自然を感じること、それは「命」を思うこと。
最近つくづく思います。
美しい命と書いて「美命mikoto」。
どうしてこの名前を? とよく聞かれます。
12年前、美命をはじめるときにつくった最初のカタログに
こんな文言が書かれています。
———地球上のすべての生き物は、
他の命をいただいて生きています。
だから、この世に必要のない命はありません。
貴いすべての命への感謝の気持ちをいつも忘れないでいたい・・・
そんな思いを込めて、命の入れ物である器に
「美命」という名前をつけました。———
これを書いた12年前以上に、いま私は「命」を思っています。
「命」を思ったら、あらゆるものが愛おしくなります。
愛おしさの先にあるのは、思いやり、敬意、尊重・・・。
感性を磨くことの本当の意味を、いまやっと、
心から理解できたように思います。
美命の会所のGWは、4月29日〜5月8日まで。
ちょっと長いですが、
久しぶりに秋田の実家に帰り、
東京とはまた違う自然と時間差の季節を感じ、
「命」のパワーを浴びてきたいと思います。
みなさまにとっても、
有意義なGWとなりますように。