美命を通して人がつながる場を持ちたい、と思いはじめたのは3年前。
なぜ私は美命をしているのか、美命を続けていきたいのか?
自問自答し続けた結果、
私は器をつくることが好きなのではなく、
美命を通して出会った人たち、
美命をはじめなければ出会えなかった人たちが好きなのだということに気づいたのです。
美命が出会わせてくれたすてきな人たちと、
たくさんのうれしい楽しい有難い時間を共有し、幸せをいただきました。
そんな人たちがいろんな形でつながったら、
私がいただいてきた幸せのお福分けができるのではないか。
そんなふうに思うようになって、ずっとそんな場を持つことを夢みていました。
明日4月9日、東京・九段下に「美命の会所」をオープンいたします。
九段下でのオープン準備を開始したのは4月5日から。
2tトラックいっぱいの荷物を1日で荷ほどきしてくれたり、
私の代わりに必要なものをそろえてくれたり、
オープニングにうかがえないからとお花を生けにきてくれたり、
差し入れを持って激励しにきてくれたり、
お花やスイーツを贈ってくれたり、
「物語のはじまり」というタイトルの絵を贈ってくれたり、
いまこうして私がブログを書いている間にもオープン準備を手伝ってくれたり、
明日のレセプションの準備をすすめてくれたり、
私がお福分けする前に、すでに私はたくさんのお福分けをしていただいています。
11年前、目黒でひっそり生まれた美命が、
いまはたくさんの人たちに祝福いただき支え応援していただき
「美命の会所」のオープンを迎えている・・・
このことを思うたびに、泣けてきます。
さて、あとひとふんばり!
明日は完璧な状態でお迎えできないかもしれませんが、
精一杯おもてなしさせていただきたいと思っています。