現代風金継ぎにより、
修復された器たち、いま会所で乾燥中!
私が修復した器が6点、隣席の方にしてもらった器が6点。
わずか3時間で完了。あとは1週間乾燥させるだけ。
通常の金継ぎは、本漆に本金を使い、
いくつかの工程を経て、
修理完成まで6ヶ月近くかかるのですが、
この現代風金継ぎの素材は、
樹脂や代用金(真鍮の粉)を使うため、
工程も乾燥時間も比較てきないほど短縮できます。
直接口をつける器や、
熱いものを入れる器は避けたほうがいいとのことですが、
フチの欠けや、頻繁に熱いものをのせなければ、
割れたお皿も、この、簡単で早い現代風金継ぎで十分な気がしました。
割れるのが当たり前の器を直してまた使う・・・。
そこには、それぞれの価値観、精神性、美学が宿っていて、
それはとても豊かで美しいと私は思います。
そしてこれが文化なのだとも思います。
時に無言で集中、時に大笑いしながらの、
楽しいワークショップでした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
6人限定 現代風金継ぎワークショプ第2弾、
10月30日(金)13時半〜
に決定(会費7000円)。ご希望の方、ご連絡くださいませ。