美命の会所

2019中国・景徳鎮レポート 2

景徳鎮はいま、陶磁器を中心とするアートの基地、
新たな観光地として発展途上にあり、とても活気がありました。
その基軸となるのが、3年前にオープンしたばかりの「陶渓川(とうかせん)」という施設。


かつて工場だった赤レンガ造りの味わいある建物に、
国内外から集まった作家やメーカーのショップが軒を連ね、
金曜日と土曜日は、若い作家のマーケットが並びます。
横浜の赤レンガ倉庫の雰囲気にちょっと似ています。
レストランやホテル、美術館も併設されていて、
ここは、これからもっともっと注目される景徳鎮の新しい観光スポットになるに違いない!

ただ・・・。
器好きにはワクワクするたまらない施設で、
買う気満々で1軒ずつ巡るのですが、
作家やメーカーは異なっても、ショップに並ぶ器は代わり映えしなく、
しかもアイテムは中国茶器か大きな壺がほとんど。
冷静に考えると、自分の暮らしの中で出番はほとんど無いな、と思い、
結局買えない。
世界中の器好き、やきもの好きが訪れるのだから、
もう少し、他国のライフスタイルに添うアイテムがあってもいいのでは・・・
というもは本音の感想。

とはいえ、全ての周り切れていないし、
併設されていたホテルはとても素敵なので、また行きたい、
ホテルに滞在しながらゆっくり巡って見たい、というのも本当です。